Culture Wins|広告より、文化がブランドを広げる理由。
- GGA

- 12月2日
- 読了時間: 2分

「広告で広がる時代」から「人が広げる時代」へ。
インターネットの普及とともに発信できる企業は増えたのに、ブランドは以前より広がりにくくなっています。
なぜか?
ユーザーは広告を“自動的にスルー”する
SNS上に情報が無限にあふれている
誰もが無料で発信者になった
つまり、注意の獲得が極端に難しくなったのです。
■ 判断基準は「正しさ」から「共感」へ
たくさんの広告を見ても、「買いたい」とは思いません。
代わりに、こんな視点で判断が行われています。
それって誰が使ってる?
どんな価値観を持ってるブランド?
自分の好きに近い?
ブランドは機能 → 感情 → 文化の順番で選ばれるようになりました。
つまり…
文化の中にいるブランドは、比較されない。 文化の外にいるブランドは、選ばれない。
■ UGCは文化の「見える化」
ユーザーの投稿は、ただの宣伝素材ではありません。
「私はこれが好き」という意思表示
「仲間がここにいる」という証拠
「共感と所属」のアーカイブ
投稿が増えるほど、ブランドはコミュニティ化し、文化の一部になっていく。
■ 語られるブランドは、売らなくても広がる
ユーザーはこんな流れで動いていきます。
興味を持つ↓ SNSで検索↓ 投稿を見て確信↓ 所属するように購入↓ その後、投稿して伝播。
ここで重要なのは…
欲望は、購入後にピークを迎える。
だから「買わせる広告」より「語られる体験」を設計した方が強い。
■ 広告費は火力。文化は継続力。
広告は火力を出しやすい。でも消費活動が止まれば、拡散も止まる。
一方で文化は…
広告費ゼロでも燃え続ける
ファンが勝手に広げる
購入後の熱量が次の購買を生む
一度点火すれば、成長が自走する。
広がるブランドには “文化” がある。 広告の前に、好きが走り出している。 それが、これからの勝ち方なのです。
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